板橋区で家族葬を賢く行うための案内|葬祭扶助と費用の決め方について

急な訃報のあとに「費用を抑えたい」「手続きの順番が分からない」と焦るのは自然なことです。生活保護を受けていた方の葬儀では葬祭扶助が検討対象になりますが、すべてが公費になるとは限りません。①福祉の窓口へ先に連絡、②扶助の対象と上限を確認、③同じ条件で見積もりを分けて書面化──この3つを意識すると、立て替えや追加費用の行き違いを減らせます。

著者|浜島 貴一

たかほう葬祭

板橋区で長年、心に寄り添い信頼と絆で選ばれる葬儀社として運営を続けています。
専門知識と経験をいかし、板橋区を中心に、葬儀に役立つ情報をわかりやすく発信しています。


目次

結論:葬祭扶助は「必要最小限」。式を厚くするほど自己負担が増えやすい

葬祭扶助は、葬儀のうち必要最小限の部分を支える制度です。通夜・告別式を行わない直葬(火葬のみ)が主になり、家族葬として式場利用や会食などを項目に含める場合、自己負担になります。大切なのは、「公費の範囲」と「自己負担の範囲」を先に分けておくことです。

形式の違い:どこが増えやすいか

形式 内容 費用が増えやすい点
直葬(火葬のみ) 火葬を中心に進める 安置日数の延長、時間帯の割増
火葬式 短いお別れの時間を取る 会場の条件、宗教者の有無
家族葬(二日葬) 少人数で通夜・告別式 飲食接待費、返礼品、式場の利用時間

連絡前の準備:同じ条件を「窓口」と「葬儀社」に伝える

急ぎの場面ほど確認が増えがちです。次の項目だけでも控えておくと手配が早くなります。

確認 控えの例
亡くなった場所 病院・施設・警察・自宅(分かる範囲で)
お迎え 希望の時間帯(最短/夜間の可否)
安置先 自宅/安置施設、面会希望
生活保護の状況 受給の有無(分かる範囲で)
形式 まず直葬で検討、後から調整
  • 不明な点は「不明」と伝える(推測で埋めない)
  • 葬祭扶助の相談は契約を固める前に入れる
  • 見積もりは内訳つきの書面で受け取る

葬儀のことから幅広く相談可能

進め方の順番:立て替えを防ぐ5手順

  1. 福祉の窓口へ連絡し、葬祭扶助を相談する(担当者名を控える)
  2. 対象範囲・上限・必要書類・支払い方法(自治体から葬儀社へ直接支払うか)を確認する
  3. 葬儀社へ「扶助前提の内訳見積もり」を依頼する
  4. 見積もりを「扶助の対象」「自己負担」に分け、書面で合意する
  5. 搬送→安置→火葬の日時を決め、必要なら形式を調整する

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扶助の対象と自己負担:目安として分けて考える

区分 確認ポイント
扶助の対象になりやすい 棺、搬送、安置、火葬、骨つぼ等 安置日数、時間帯の割増、待機の扱い
自己負担になりやすい 式場利用、飾り、会食、返礼品 数量増の単価、締切、追加の条件

板橋区の費用目安:相場とプランは「総額」で見る

火葬料や飲食、寺院費用が重なると総額が変わります。ここでは目安として整理します(状況により変動します)。

検討時に出やすい費用(例)

項目 目安
火葬料(板橋区民が戸田葬祭場で火葬/一般利用/最上等・非課税) 大人(7歳以上):80,000円/小人(6歳以下):44,000円
飲食接待費 15〜30万円前後
寺院費用 20〜35万円前後
直葬火葬式 20〜50万円前後
一日葬 40〜100万円前後
二日葬(家族葬) 70〜200万円前後

たかほう葬祭の葬儀プラン料金(税表記に注意)

内容 料金
火葬式プラン 176,000円〜(税抜)
一日葬プラン 267,000円〜(税抜)
家族葬プラン 385,000円〜(税抜)
海洋散骨 407,000円〜(税込)

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金銭と申請の整理:見積もりは「扶助」と「自己負担」に分ける

確認すること 控える内容
支払い方法 自治体から葬儀社へ直接支払うか
自己負担の上限 上限○万円前後、超える場合は再相談
追加の条件 深夜搬送、安置延長、待機の単価
  • 窓口の担当者名と指示内容を控え、同じ内容を葬儀社にも伝える
  • 「含まれる/含まれない」を見積書に明記してもらう

葬儀のことから幅広く相談可能

窓口での伝え方(短い言い方)

  • 「生活保護を受給していた方が亡くなりました。葬祭扶助の申請を相談したいです。」
  • 「立て替えが難しいため、支払い方法(自治体から葬儀社へ直接支払うか)も教えてください。」

葬儀社に聞く質問:そのまま使える言い方

  • 「扶助の対象と自己負担を分けた内訳見積もりを、書面でください」
  • 「安置が延びた場合の1日単価を見積書に入れてください」
  • 「深夜・早朝のお迎えの割増があるなら、金額を明記してください」

たかほう葬祭では、必要な項目を整理し、分かりやすい見積もりをご案内します。無理に追加をすすめず、状況に合う進め方を一緒に整えます。自社ホールの本町やすらぎホールは利用料無料で、駅から徒歩4分、板橋区在住でない方でもご利用いただけます。

まとめ

葬祭扶助を検討する場合は、①窓口へ先に連絡し、②対象範囲と支払い方法を確認し、③同じ条件で内訳見積もりを作るの順で進めると安心です。直葬は進めやすい一方、家族葬は自己負担が増えやすいため、書面で区分して合意してください。

監修者|高橋 亮

株式会社ディライト 代表取締役
高橋 亮

葬儀業界専門の集客支援や人材サービスを手がける株式会社ディライト代表。葬儀・供養分野に特化したWebサービス「葬儀の口コミ」「お墓の口コミ」などを運営し、業界のデジタル化を推進している。
著書『後悔しない葬儀とお墓選び』(クロスメディア・パブリッシング)はAmazon冠婚葬祭部門で1位を獲得。
2025年8月26日にはフジテレビ『サン!シャイン』にてコメンテーターとしてテレビ出演。

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